腎臓病の治療
腎臓病が厄介なのは、自覚症状がほとんど見られないことです。そのため、発見が遅れてしまい、治療が後手後手に回ってしまうことが多くなっています。
様々な種類がある腎臓病。尿検査で発見されるのがほとんどです。
治療にあたる場合は、症状によっても異なってきますが、さまざまなアプローチで行われます。
まず、食事療法。食生活が腎臓病に大きな影響を与えている可能性があります。
塩分を控えめにすることはよく知られていますが、他にも、たんぱく質も控えめにし、全体的にバランスのとれた食生活へと改善していくことが重要になってきます。
それから、薬物療法。ただ、腎臓は薬で治すことが難しい器官です。
そのため、薬物療法は主に症状を遅らせること、そして、合併症を防ぐために活用されます。腎臓病対策に使用される薬物としては降圧薬、利尿薬、活性型ビタミンD、リン吸着薬、クレメジン、カリウム吸着薬、重炭酸ナトリウム、ステロイド、エリスロポエチン製剤などが挙げられます。
日常生活のケアも欠かせません。特に、腎臓への負担を減らすために、無理な運動や仕事は避ける必要です。
また、症状を悪化させるような風邪などの感染症、脱水症状などにも注意が必要です。
さらに、人工透析による治療もあります。症状が重い腎不全の場合に行われる治療法で、機能が弱まった腎臓の代わりに血液中の老廃物をろ過する治療法です。
時間もかかり、日常生活にも支障が生じるなど、なかなか負担の大きい方法でもあります。
ほかにも腎臓を移植する腎移植などもあります。ともあれ、まずは早期の発見、早めの治療開始が重要になってくることは間違いないでしょう。